北海道障がい者卓球競技大会
大会概要
大会概要
一般卓球とサウンドテーブルテニス(STT)の2種目を実施します。トーナメント方式により競技を行い、3位までに入賞した選手には、賞状が授与されます。
一般卓球は、会場の体育館に複数のコートを設置し、障がいクラスごとに試合が行われます。同じクラスの選手が少ない場合は、他の障がいクラスの選手とも対戦できるように、トーナメントの組合せを工夫しています。
サウンドテーブルテニスは、ボールの転がる音を頼りに打ち合いますので、1会場に1台のSTT専用の卓球台を設置して、試合を行います。静寂に包まれた会場では、金属球の入ったボールを打ち合う選手のラリーの音だけが響き渡り、観衆も無言で競技を見守ります。
この大会は、翌年度に開催される全国障害者スポーツ大会の予選を兼ねており、一般卓球とサウンドテーブルテニスの両種目から北海道選手団の代表選手が毎年選考されます。
競技紹介
競技紹介
一般卓球のルールは通常の卓球とほぼ同じです。肢体不自由のある選手と知的障がいのある選手は、ラケットを持っていない手がコートに触れても失点とはなりません。障がいの種類や程度によって、サービスの規定を緩和することができます。
サウンドテーブルテニス(STT)は、視覚障がい(視力0~0.03、視野5度以内)のある選手が競技します。障がいの程度によるハンディを調整するため、選手は全員アイマスクをします。継ぎ目のない専用の台で、ネットの下を金属球が入ったボールを転がし、その音を頼りにラバーの張っていないラケットで打ち合います。ルールは、自分が打った球が打ち返されずに相手コートエンドの縁に当たることで得点になります。