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「はまなす車いすマラソン2024」渡辺選手、喜納選手のダブル2連覇!

2024.8.28(水) 開催報告

 平成27年から北海道マラソンと合同開催している「はまなす車いすマラソン」は、今年で8回目の合同開催を迎え、約2万人のランナーとともに、ハーフマラソン、ショートレースそれぞれの競技に参加した車いすランナーが、札幌の街並みを走り抜けました。


 今年もまた車いすハーフマラソンには、全国各地からトップアスリートの選手が参加し、ショートレースには子どもたちからベテラン選手まで多くの方々にご参加いただきました。


 競技当日は7時50分にハーフマラソンがスタートしましたが、鈴木直道知事がスターターを務め、33名の車いすランナーが一斉にスタートし、男子は渡辺 勝選手(福岡県)が見事に優勝を決め、2位と最後まで接戦を繰り返し、見事に1秒差で振り切りました。

 女子については、喜納 翼選手(沖縄県)が優勝を決めましたが、男女共に二連覇という結果になりました。

喜納選手については、8月28日に開幕するパリパラリンピックの車いすマラソンにも出場しますが、このはまなす車いすマラソンで勢いをつけ、パリに臨みたいと話されており、パリでの活躍も大いに期待されるところです。


 また、近年は車いすマラソン競技者が減少傾向にありますが、ショートレースには例年多くの選手が参加しています。

 ショートレースは札幌の中心部である駅前通コースで行われ、秋元克広市長の号砲で9時10分にスタートし、1㎞、2㎞コースに出場した64人と伴走者45人が、市民からの声援を受けて素晴らしい走りを見せてくれました。


 レース終了後のハーフマラソン表彰式では、各クラスの上位者に入賞盾が授与され、当協会の佐藤俊夫会長から喜納 翼選手にパリでの活躍を祈念し、花束の贈呈がありました。

 喜納選手のスピーチでは、パリでの抱負や今大会の運営に携わったスタッフやボランティアの皆さんに、感謝の言葉が述べられました。