洞ノ上浩太選手(福岡県)が、5年振り5度目の優勝を果たしました!
2019.8.26(月)
東京パラリンピックの開幕を一年後に控えた8月25日(日)に、30回目となる「はまなす車いすマラソン」を開催し、昨年の男子ハーフマラソン優勝者の久保恒造選手(美幌町)は怪我のため欠場しましたが、出走した男女29名の選手全員が完走しました。
雨交じりの不安定な天候の中、鈴木直道知事の号砲のもと、ハーフマラソンの車いすランナーたちは、大通西4丁目を一斉にスタートし、フィニッシュ地点の新川通新川西1-1を目指し、札幌の都心部のコースを懸命に力走しました。
強い風雨がコース上を舞うという悪コンディションでしたが、3年前のリオパラリンピック代表の洞ノ上浩太選手(福岡県)が45分24秒の好タイムで優勝し、女子は初出場の見﨑真未選手(熊本県)が初優勝しました。
午後から札幌市役所1階ロビーで行われた表彰式では、30回大会を記念して、平成2年の第1回大会から出場している小野 茂選手(札幌市)に最多出場賞として、当協会の相馬秋夫会長から記念の盾が贈呈されました。
ショートレースには、1㎞・2㎞のレース併せて72名の車いすランナーが出走し、秋元克広札幌市長の号砲で大通西4丁目をスタートしました。沿道の市民からは大きな声援が送られ、鈴木直道知事も大通公園周辺のコースを車いすランナーと一緒に並走しました。
ショートレースのフィニッシュ地点では、ソチパラリンピック金メダリストの狩野 亮選手(札幌市在住)と鈴木知事が待機し、車いすランナー一人一人に完走メダルが贈られ、選手たちは観衆の労いの拍手に笑顔で応えていました。