札幌で「第30回北海道障がい者卓球競技大会」を開催しました!
2018.7.17(火)
三連休の最終日となる海の日の16日(月・祝)に、札幌市身体障害者福祉センターにおいて、節目となる30回目の卓球大会を開催し、全道から百人を超える選手が出場しました。
2階の体育館で行った開会式では、選手を代表して、美深高等養護学校あいべつ校の石川 慶さんが力強い選手宣誓を行い、その後、体育館では全7コートで一般卓球が行われ、1階の卓球室と研修室では、サウンドテーブルテニス(STT)が男女に分かれて実施されました。
来年の10月に茨城県で開催される全国障害者スポーツ大会の北海道予選会も兼ねているとあって、会場のボルテージも上がり、選手は一球ごとに雄叫びを上げ、3階の観客席からは、大きな声援が送られていました。
金属球4個が入ったボールを使用するSTTの競技会場では、視覚障がいのある選手がアイマスクをして、ボールの音を頼りに試合を行うため、ボールとラケットの打球音と審判のコールのみが静寂の中で鳴り響き、観客も静かに選手のプレーを見守っていました。
なお、この大会では、選手にサプライズプレゼントが用意され、JA共催様から道を通じて当協会に寄贈された日ハム戦の観戦チケット130枚が希望者全員に贈られました。思わぬプレゼントに選手たちは大喜びで、観戦を希望する試合のチケットを笑顔で受け取っていました。